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薬用酒「ボケ酒」を作ってみる

2020.09.15
COOKING

昔から酒は百薬の長と言われています。
ので、いつも私は飲みすぎてしまいます。

そんな先日、ボケ酒を作りました。

ボケとは、バラ科ボケ属の落葉樹で、平安時代に中国から帰化したそうです。
12月~5月に赤やピンクの花を咲かせ、ちょうど今頃、梨や花梨に似た果実が付くんです。

ボケの実

この実が果実酒やジャムになります。

作り方は、この果実を水で洗い、水気をよく切ります。果実1kgあたり、グラニュー糖300g、ホワイトリカー1.8ℓに先ほど水を切った果実を輪切りにし、大きなものは二つ割に、種子も一緒に漬け込んでいきます。

約ひと月ほどで飲めるようになるそうですが、1年以上熟成させると、特有の酸味と香りのある美味しいお酒になるんです。

ビタミンCやクエン酸などを含むので、就寝前に30mlほど飲むと、疲労回復に効果的です。また、新陳代謝を促し、強壮・不眠症・低血圧・美容にも効果があると言われています。

今回は、以前工事をしたお客様から頂いた、レミーマルタンで作ってみました。
果実を切った甘い香りとブランデーの香りが、今にでも飲んでくれと言っているような。

そこは我慢して、ひと月後を楽しみに、自然の恵みを頂きたいと思います。

作る楽しさ、待つ喜び、食べる感動。 

NO STYLE HOUSE/ノースタイルハウス
一般住宅設計・施工・各種リフォーム
愛知県名古屋市守山区八剣1-305
坂下 奨